「産業景観100選 2020年春季募集」に関するお知らせ

2020年4月10日 「産業景観100選」事務局 大島一朗 中川洋

 「産業景観100選」にご理解とご協力を頂き、有難うございます。
 これまで昨年の「春季募集」「秋季募集」で35件のご応募を頂戴いたしました。ご応募頂きましたみなさまに、改めて感謝と御礼を申し上げます。
 なお、昨年ご応募頂いた内容につきましては、現在選考委員の先生方に審査頂いております。
 引き続き、会員のみなさまのご応募を宜しくお願い申し上げます。

 さて、本年の「産業景観100選 2020年春季募集」は、もともと3月1日から募集を開始させて頂く予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため募集時期を慎重に見極め、理事会で議論のうえ1ヵ月延期して、4月1日より開始させて頂く予定でおりました。
 しかし、ご存じの通り新型コロナウイルスはますます感染拡大が進み、政府による「緊急事態宣言」も 発令される厳しい状況となって参りました。
 「緊急事態宣言」には、食料品の買い出しや仕事を除く「外出自粛要請」が含まれております。 このため、これから新たに現地調査や撮影を要する「産業景観」につきましては、「緊急事態宣言」が解除されるまで、受け付けを見合わせます。
 その代わり、すでに現地調査、撮影済の「産業景観」につきましては、本日より7月31日まで 「2020年春季募集」として受け付けさせて頂きます。

 sangyo-keikan100qa-2020 募集要項sangyo-keikan100-2020 応募用紙を添付させて頂きますので、みなさまのご応募を宜しくお願いいたします。

 「緊急事態宣言」が解除されましたら、新たに現地調査や撮影を要する「産業景観」の募集も開始 いたしますので、改めてみなさまに連絡させて頂きます。
 どうかご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

「産業景観100選」2020年春季募集開始のご案内

(新型コロナウイルス「緊急事態宣言」解除により、6月19日から募集を全面再開します)

2020年4月10日
会長 天野武弘
「産業景観100選」事務局 大島一朗 中川洋

 産業遺産学会は創立40周年を記念し、みなさまから「産業景観100選」を募集いたします。
 「石見銀山遺跡とその文化的景観」やイギリスの「ブレナヴォンの産業景観」などが世界遺産に登録されるなど、「景観」という言葉が知られるようになりました。さらに「テクノスケープ」や「工場萌え」など、産業遺産を中心としたダイナミックな「景観」についても広く採りあげられています。産業遺産には、「景観」の切り口で新たな魅力づけのできるものがたくさんあります。
 産業遺産と風景が織りなす光景に、感動された経験をお持ちの方も多いと思います。その熱い思いを、このたびの「産業景観100選」にぜひお寄せください。みなさまからの、たくさんの応募をお待ちしております。


1.「産業景観100選」の概要

 「産業景観100選」では、これまでのように産業遺産を単体でとらえるのではなく、産業遺産が地域と密接に関わり、すでにその地域独自の風景となっているものを、「産業遺産+風景」のセットで織りなす「産業景観」として表彰します。
 また、「産業景観100選」では、「産業景観」を特徴づける風景が得られる場所を、とくに「ビューポイント」として、みなさまから具体的に推薦して頂けるようにいたしました。この点は「産業景観100選」独自の内容と自負しております。
 なお、「ビューポイント」の内容を含め、「産業景観100 選」の補足説明のため、次頁からQ&Aをつけています。ご不明な点は、事務局へお気軽にお問い合わせください。


2.応募対象者

 産業遺産学会および関連学会会員。


3.応募方法

 「産業景観100選」では、撮影に適した季節に合わせ、春、秋の二回募集させて頂きます。

  2020年の募集スケジュールはつぎの通りです。
  春季募集: 2020年 4月10日(全面再開6月19日)~7月31日
  秋季募集: 2020年 9月1日~12月31日

 ご応募の際は、このHPにアップさせて頂いた「<sangyo-keikan100-2020 応募用紙」と写真をお送りください。メール送信、郵送でのご応募を受け付けます。応募頂いた内容は、選考委員会で審議のうえ、春季、秋季それぞれの締め切り日から3ヵ月以内に審査結果をお知らせし、後日正式公表します。詳しくはsangyo-keikan100qa-2020 募集要項をお読みください。
  みなさまのご応募を宜しくお願いいたします。