野﨑家塩業歴史館企画展「今昔礼賛」のお知らせ

野﨑家塩業歴史館(岡山県倉敷市)

 野﨑家は製塩業と新田開発で財を成した野﨑武左衛門がその気宇に合わせて天保から嘉永年間に次々と築いていった邸宅です。敷地面積約3,000坪・建物延床面積1,000坪あります。長屋門を入ると、濃い緑を背景とした本瓦葺の主屋群が軒を連ねて美しく、6棟の土蔵が威風堂々と建ち並びます。表書院の庭園は枯山水で、お駕籠石とよばれる巨大な踏分石が配され、初夏にはサツキの花が咲き誇り訪れる人の目を楽しませます。
 建物と庭園がこれほど創建のままに保存されている邸宅は稀であり、瀬戸内の代表的大庄屋建築と言えます。1977(昭和52)年に岡山県指定史跡となり、1995(平成7)年に「野﨑家塩業歴史館」として博物館登録、2006(平成18)年に国の重要文化財建造物に指定されました。
 https://www.nozakike.or.jp

企画展「今昔礼讃」

会期:11月18日(金)まで(入館料が必要です)
会場:旧野﨑家住宅
 https://www.nozakike.or.jp/post/企画展「今昔礼讃」
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