産業遺産学会2022年度全国大会(久喜鉱山)のおしらせ


久喜製錬所跡水抜坑(坑口)跡と復原トロッコ(邑南町教育委員会提供)

日程

 11月5日(土)久喜鉱山紹介、研究発表会、情報交換会
 11月6日(日)産業遺産現地調査会

会場

 研究発表会:出羽公民館/島根県邑智郡邑南町山田47
 情報交換会:いこいの村しまね/島根県邑智郡邑南町高水246
 産業遺産現地調査会:久喜鉱山、邑南町郷土館

参加費


一般会員 学生会員 会員以外
研究発表会 2,000円 1,000円 3,000円
情報交換会 5,000円 4,000円 6,000円
現地調査会 5,000円 4,000円 6,000円

 (保険代込、研究発表会は予稿集1冊、現地調査会は昼食代)

開催の可否等

 8月15日(金)学会ホームページで発表

申込み

 ・8月15日(金)から11月20日(木)までは払込票でお申込みください
 ・11月21日(金)以降のお申込み等は大会事務局までメールまたは郵便でご連絡ください。
  参加費等の支払いは総会会場でお願いします
 ・参加費振込をもって参加とし、振込後の参加費は返金しません。後日予稿集1部を送ります
 ・保険申請に必要な項目ですので、払込票には全欄ご記入ください

久喜鉱山

 久喜鉱山は、石見銀山遺跡から広島市に向かっておよそ35kmの島根県中有南部、邑智郡邑南町で操業した金銀鉱山です。建久年間(1190~1199年)あるいは弘安年間(1278~1288年)創業説をもち、地元では鎌倉時代初期の開鉱と語り継がれてきました。16世紀中ごろには毛利家が銀山開発に力を入れ、1600(慶長5年)の関ケ原の戦後は石見銀山とともに徳川家の直轄地となったことで第一次繁栄期を迎えました。1888(明治21年)からは堀家が経営し、借区の拡大、大規模水抜坑の掘削、製錬事業の開始、水力発電所の設置などで第二次繁栄期を築き、1956(昭和31)年に閉山しました。
 島根県邑南町教育委員会は2010(平成22年)に遺構の本格調査に着手し、1,536の採掘跡やスラグ集積地、明治時代の製錬所跡などを確認しました。遺構は東西3km、南北2km、面積約4.4km2におよびます。
 文化庁は2021(令和3年6月18日、久喜銀山遺跡を「中国山地に位置する、銀を含んだ鉛鉱石」方鉛鉱等)を産出した戦国時代から近代にかけての鉱山遺跡。戦国から江戸初期と推定される露頭掘跡、鉱石を加熱する焼竈跡、製錬炉跡、精錬所跡などがある。数少ない方鉛鉱を産出する鉱山の調査例として貴重(中国山地に位置する、銀を含んだ鉛鉱を産出した戦国時代から近代にかけての鉱山遺跡)」として史跡に指定しました。