推薦産業遺産ブロンズ銘鈑について

 推薦産業遺産ブロンズ銘鈑とは、産業遺産学会が独自に選定・推薦し認定した産業遺産の文化的価値の啓蒙と恒久的に維持保存されることを目的として、認定推薦産業遺産所有者・管理者のご要望にもとづき、当学会がオリジナル制作し有料頒布するものです。

意匠の特徴

 明治以降の産業遺産の歴史を鑑み、重厚かつ設計意匠が巧みな歴史的建造物・遺構・車両・機械などに調和するように、楕円の形状、ブロンズ生地磨きと漆黒調のツートンカラーとしました。また、当学会のブロンズ銘鈑は取付用4箇所のネジ穴があらかじめ加工してあるので、石・金属・木など、取付側の多種素材への取り付け、銘鈑移設時の取り外しが容易であることも特徴です。


産業考古学会当時の銘鈑
※学会名称変更により2020年以降登録の推薦産業遺産銘鈑の表記は“産業遺産学会”となります。

銘鈑の設置例-津山まなびの鉄道館・旧津山扇形機関車庫 2020年設置



津山まなびの鉄道館・旧津山扇形機関車庫 2020年設置(左側)
右は鉄道記念物のプレート

銘鈑仕様

寸法 幅30cm×高さ21cm 厚み1.5cm
重量 約3Kg
ネジ穴 M6×1.0 4箇所
付属品 ステンレス棒ネジ M6・長さ4cm 4本
正面化粧用黄銅マイナスナベネジ 4本

銘鈑制作者紹介

デザイン 鯱丸邦生(しゃちまるくにお)造形作家・産業遺産学会会員
 多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻クラフト専修卒業
 東京芸術大学大学院修士課程美術教育専攻修了
 1994年 人型木造舟作品「含蓄丸」にてサントリー美術館大賞を受賞
 2020年 関東鉄道 竜ヶ崎駅舎120周年トイレリニューアルデザインを担当
ブロンズ銘鈑製作 株式会社一粒工芸(いちりゅうこうげい)

頒布価格

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ご注文・お問い合わせ先

 産業遺産学会事務局
  株式会社共立 Tel:03-3551-9891 Fax:03-3553-2047
  担当:斎藤・田中 8:30~17:30 ※ 土日祝日休業
 ※推薦産業遺産ブロンズ製銘鈑制作は認定後受付けております。